【研究発表】吉田実樹憲(リハビリテーション部 作業療法士)が「九州作業療法学会」で優秀演題に選出!
聖和記念病院
リハビリテーション部の吉田実樹憲(作業療法士)が「九州作業療法学会」で「義歯装着の有無が巧緻動作に及ぼす影響」の発表を行い、101演題の中から優秀演題に選ばれました。
(研究概要)
高齢者の身体的特徴の一つに義歯の装着が挙げられるが、義歯装着の有無と身体運動との関連を考慮することは少ない。今回はペグボードを用いて義歯装着の有無が巧緻動作に及ぼす影響について研究を行った。結果、義歯装着の有無は動作時のスピード測定には有意差がみられなかったものの、巧緻動作測定では義歯挿入後の方が誤回数が減少した。食事動作、衣服着脱など巧緻動作への作業療法評価、介入の際は、義歯装着の有無にも注意する必要が示唆された。
【吉田(作業療法士)コメント】
普段、臨床で感じた疑問を形にし、評価されたことを大変嬉しく思います。今後も粛々と学び続け、対象者に質の高い作業療法を提供していきたいです。
ペグボード