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27年10月1日 徘徊模擬訓練

おもやい

いつもグループホーム【おもやい】のブログをご覧頂きありがとうございます。西出です。

最近、「ブログ観てるよ~」など沢山の方に言って頂き、ウキウキ気分で書いています。

アクセス数も上がっていて、楽しみにしていてくれる人がいるんだ!とヤル気になります!!

 

 

 

 

さて、先日【おもやい】職員3名で

筑紫野市みかさ地区で行われた徘徊模擬訓練に行って参りました。

 

近年、高齢化社会により、徘徊で保護される高齢者(認知症)の方が増加しています。

徘徊の高齢者が交通事故などで亡くなるケースも少なくありません。

地域ぐるみで高齢者を守り、また認知症の方への正しい声のかけ方や付添いの方法を学び、道に迷った方を少しでも早期発見・保護するために徘徊模擬訓練が行われました。

 

みかさ地区にお住いの方を中心に、筑紫野市役所の方、市内のグループホーム職員の方等約180名の方が参加されていました。

訓練内容は、みかさ地区で高齢の方が徘徊しているところを、みかさ地区の住民の方が捜索・保護するという内容でした。

 

 

 

 

徘徊役は市内のグループホーム職員(私たちもこの役でした)、

徘徊役のサポートに市役所職員、

捜索役の方は事前に認知症サポーター講習を受けられた住民の方グループ3名

でした。

 

訓練の様子です。

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徘徊役訓練直前の説明会。8時集合でした。

手前のカメラ目線の2名は【おもやい】職員です。

管理者八木氏、役になりきりパジャマとスリッパで参加です。

 

 

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 徘徊役の方は目印として帽子と傘を持っています。

この方は別のグループホーム職員さんです。

 

事前説明会で「徘徊役の方はできるだけ認知症の方に近い言動をするように」と実行委員の方よりお願いされていました。

 

発見までは、歩いたり、茂みに隠れたり、座りこんだりしていました。

そこに、捜索役の住民の方が声を掛けてこられます。

徘徊役の方は日頃認知症の方と接しておられる方なので、とてもリアルに再現されていました。

捜索役の方は「こんにちは。いいお天気ですね~」や「お出かけですか~?」など

とてもソフトにお声かけされていました。

声を掛ける時の表情や近づき方も重要で、さすが認知症サポーター講習を受けられた方。安心できる声掛けをされていました。

その後名前を聞き、発見の報告連絡、自宅(私たちグループは公民館)まで付き添う。付き添って頂いた方には「ありがとうカード」を渡す。というのが一連の流れでした。

 

 

徘徊模擬訓練の後は、参加された方が全員集まっての意見交換会でした。

これがとっても勉強になりました。

 

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捜索役、徘徊役、青パト隊、なんと内緒でダミーの徘徊役もおられたそうです。

 

意見交換会では、各方面から様々な意見があり、皆様とても本気で取り組んでおられる様子が伝わってきました。

 

今回、みかさ地区の徘徊模擬訓練に参加し、私はとても勉強になりました。

知らない人に声を掛ける難しさ、住民の方の認知症に対する理解度、認知症の方を家族に持たれている方の話し、他グループホームの方の話し、高齢者が抱えている様々な不安、などなど。日頃できない体験をさせて頂きました。

そして、みかさ地区の方が、地域みんなで高齢者を見守る事が大切な事だと取り組んでおられることが素晴らしいと思いました。

もっとこの輪が広がれば、高齢者だけでなく、みんなが安心して暮らせる町になるんではないかと感じました。

 

 

長々と読んで頂きありがとうございます。

また読んでくださいね♡

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     グループホーム おもやい

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