リハビリテーションについて

 施 設 特 色 

  • 地域に密着した医療、介護を実施していくため、病院と老人保健施設の受け皿として充実した機能訓練を提供していくと共に、地域におけるリハビリテーションの中心的役割を担いたいと考えています。

  • 「地域の患者さんの笑顔のために!」
  • 私たちリハビリテーション部は、機能回復訓練を中心に患者さんの状態に合わせた生活に即したリハビリを提供し、病気や障害を持ちながらも、身体的・精神的に自立した生活を再建していただくことを目標としています。

  • リハビリテーション室は明るい空間です。当院を利用されている患者さんは、リハビリスタッフの助言・指導の基に毎日、懸命にリハビリに励んでいます。身体のこと、生活のこと、ことばのこと、飲み込みの不安、退院後のリハビリのこと、ご自宅での介護の不安、住宅の改修など各専門の担当スタッフが患者さん・ご家族の気持ちに寄り添った治療・訓練を行っています。

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  • リハビリテーションとよく耳にしますが、意味はご存知でしょうか?
  • リハビリテーションはしばしば機能回復訓練と捉えられることが多いですが実は他にも広い意味があるのです。
  • 「リハビリテーション(Rehabilitation)」はre(再び)、rehabilis(適した、ふさわしい)から成り立っており、「人間らしく生きる権利の回復」、「自分らしく生きること」つまり〝全人間的復権″を意味しています。
  • リハビリテーション医学の目指すところは患者さんが機能回復訓練に執着することではなく、自分のことは自分で決め、自分でできることは自分で行い、できないところは手伝ってもらいながら日常生活の自立を目指し、生きがいのある人生を再建していくことにあります。

  • 脳血管リハビリテーション(Ⅰ)
  • 運動器リハビリテーション(Ⅰ)
  • 呼吸器リハビリテーション(Ⅰ)
  • 廃用症候群リハビリテーション(Ⅰ)
  • 摂食機能療法

  •                                   【職員数】H28年12月現在

    【医療保険】

    一般病棟

    【介護保険】
    介護療養型医療施設
    (介護療養病棟)

    訪問 通所

    理学療法
    作業療法士
    言語聴覚士

    (PT)
    (OT)
    (ST)

    7名
    4名
    2名

    理学療法
    作業療法士
    言語聴覚士

    (PT)
    (OT)
    (ST)

    3名
    2名
    2名

    理学療法
    作業療法士
    言語聴覚士

    (PT)
    (OT)
    (ST)

    1名
    1名
    1名

    理学療法士

    (PT)

    3名

 各 療 法 

  • ・診る対象となる患者さん
    • 骨折などの整形疾患、脳卒中などの中枢神経疾患、内科・外科など様々な疾患
  • ・運動療法とは
    • 様々な手技、また器具などを用いて、筋力を向上、関節が動く範囲の改善を行うことです。
  • ・動作指導とは
    • 寝返る、起き上がる、立ち上がる、歩く、移動するといった基本的な動作の指導を行います。
  • ・物理療法とは
    • ホットパック(温熱)、寒冷、電気など物理的刺激を用いて痛みの軽減などを行います。
  • 患者さん1人1人に適した治療プログラムを作成し運動機能の回復、維持、日常生活の動作の自立、改善を行い、在宅復帰、社会復帰に向けた訓練・動作指導を行っています。

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  • 【パワーリハ】
  • ・ さまざまなトレーニングができるよう機器を揃えています。マシントレーニングを行い「老化」により生じる「動作性」や「体力」の低下を予防し「介護予防」「介護軽減」を目標に「心身の活動力の向上」を行っています。

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  • ・診る対象となる患者さん
    • 脳卒中などの中枢神経疾患、内科・外科など様々な疾患
  • ・作業療法とは
    • その人が活き活きとした生活を送れるよう、仕事、遊び、日常生活などさまざまな「作業」をとおして、こころとからだを元気にします。作業活動とは、仕事や趣味的活動、家事や身辺動作といった日常で自然に行われている活動ととらえています。
    • 1 生活をしていく上で、必要な筋力、関節の動き、感覚機能等の維持改善を図り、身体全体を最大限に活用し、円滑な動作ができるよう訓練をしていきます。
    • 2 脳卒中後の後遺症などで記憶力が低下し注意が散漫になる、動作の段取りが悪くなる等の症状が起こり、日常生活に支障がでることがあります。これらを分析し、改善を図ることで日常生活で困らないよう工夫をいたします。
    • 3 日常生活動作(食事・着替え・整容・トイレ・入浴等)、家事動作(買物・調理・掃除・洗濯等)を安全に行なうための訓練、ご家族への介助方法の指導、自助具(役に立つ道具)役に立つ道具の提案及び作製をいたします。

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  • ・診る対象となる患者さん
    • 脳卒中後の言語障害(失語症、構音障害)、嚥下障害(飲み込みの障害)
  • ・言語療法とは
    • 話す、聞く、表現する、食べるといった、ごく自然に行っていることが、病気や事故、加齢などで難しくなることがあります。このような、ことばによるコミュニケーションや飲み込みに問題がある方々の機能の回復をお手伝いします。
  • ・失語症
    •  大脳のことばを司る部分(言語野)が損傷されると生じます。ことばを話す、理解することが難しくなる障害です。
  • ・構音障害
    • 舌、唇、顎などの筋肉が麻痺などにより動かしにくくなり、発音がはっきりできなくなる障害です。
  • ・嚥下障害
    • 摂食・嚥下障害と呼ばれます。食べ物や飲み物を噛むことや、飲むことが難しくなります。
  • ・嚥下造影検査
    • 嚥下障害が疑われる方には、誤って気管から肺に食べ物が入ってしまわれていないかを検査し飲み込みの指導をしています。入院、外来の患者さんに行っています。

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 訪 問 の 紹 介 

  •  訪問リハビリテーションとは「居宅介護者(主治の医師がその治療の程度につき厚生労働省令で定める基準に適合していると認めた者に限る。)について、そのものの居宅において、その心身の機能の維持回復を図り、日常生活の自立を助けるために行われる理学療法、作業療法その他必要なリハビリテーション」をいいます。

・目的

  •  介護保険における「訪問リハビリテーション」とは、居宅介護者に対し医師の指示のもとに理学療法、作業療法、または言語聴覚士が実施する訪問サービスであり、その利用者が可能な限りにおいて能力に応じ自立した生活が営む事が出来るよう、生活機能の維持もしくは回復を図ることを目的としています。

・訪問リハビリテーションの内容

  1. 廃用症候群の予防と改善
  2. 基本動作能力の維持・回復
  3. ADLの維持・回復
  4. 介護負担の軽減
  5. 福祉用具利用・住宅改修に関する助言

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 Q & A 

Q1 どういったリハビリを受けられますか。

A1

医師により診断された場合、身体症状に合わせて各療法士が1人1人に適した治療をすることになります。
リハビリは身体の機能回復だけではなく「人間らしく生きる権利の回復」や「自分らしく生きること」が重要で、そのために行われるすべての活動がリハビリテーションです。障害を治すだけでなく、障害を持った人が障害を持ったままでもよりよい人生を送ることができるように支援を行ないます。

  • 歩きにくい
  • 転びやすい
  • 力が入りにくい
  • 車椅子に一人で移りたい
  • 一人で身の回りのことができることを増やしたい話しにくいなど。

障害の程度に応じて個々にリハビリのプログラムを行います。

Q2 退院後もリハビリを受けられますか。

A2

退院して家に戻られた後もリハビリを続けられたい方は、当院の通所リハビリを、家から出て通所リハビリを受けられない方には訪問リハビリを利用されています。退院後のリハビリを受けたい場合はお気軽にご相談下さい。

Q3 リハビリを受けるにはどうしたらいいですか。

A3

病院で医師の受診を受けることが必要です。医師による診断の後、医師の指示に従いリハビリを始めることになります。
まずは、お困りの症状を医師にご相談下さい。

Q4 リハビリはどのような病気が対象ですか。

A4

  • 脳血管疾患
    • 脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、脳外傷、脳炎、急性脳症(低酸素脳症等)、髄膜炎のもの。
  • 中枢神経疾患
    • 脳膿瘍、脊髄損傷、脊髄腫瘍、脳腫瘍摘出術などの開頭術後、てんかん重積発作等のもの。
  • 神経疾患
    • 多発性神経炎(ギラン・バレー症候群等)、多発性硬化症、神経筋疾患、末梢神経炎(顔面神経麻痺等)。
  • 慢性の神経筋疾患等
    • パーキンソン病、脊髄小脳変性症、運動ニューロン疾患(筋萎縮性側索硬化症)、遺伝性運動感覚ニューロパチー、末梢神経障害、皮膚筋炎、多発性筋炎。
  • 失語症、失認及び失行症、高次脳機能障害。
    • 外科手術または肺炎等の治療時の安静による廃用症候群
  • 運動器疾患
    • 上・下肢の複合損傷(骨、筋・腱・靭帯、神経、血管のうち3種類以上の複合損傷)、脊椎損傷による四肢麻痺(1肢以上)、体幹・上・下肢の外傷・骨折、切断・離断(義肢)、運動器の悪性腫瘍のもの。
  • 慢性の運動器疾患により、一定以上の運動機能の低下及び日常生活能力の低下を来たしている患者
    • 関節の変性疾患、 関節の炎症性疾患、熱傷瘢痕による関節拘縮、運動器不安定症等
  • 難病患者
    • 多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症、脊髄小脳変性症、パーキンソン病関連疾患(進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症、パーキンソン病)、後縦靭帯骨化症、多系統萎縮症(線条体黒質変性症、オリーブ橋小脳萎縮症、シャイ・ドレーガー症候群)、特発性大腿骨頭壊死症、黄色靭帯骨化症、関節リウマチ

Q5 車がなく病院に通えにくい人もリハビリを受けられますか。

A5

当院には西鉄電車の利用が便利です。(津古駅から徒歩2分程です)
介護保険の認定があり、通所リハビリを利用される方には送迎サービスを行っております。病院に来ることが難しい方には、リハビリのスタッフが家にお伺いしリハビリを行います。(訪問リハビリといいます)
いずれも、ケアマネージャーにご相談下さい。